九十九怪談  - ぶつくさブログ

2010年03月21日

九十九怪談 

私の大好きな本に「怪談新耳袋」という本がある。
これは、作者の木原氏が、いろいろな人から聞いて集めてきたちょっと不思議な話が掲載されている。
1編は1〜3ページほどで、木原氏の主観も憶測も何も加えず、ただ淡々と怪談を紹介している。
そんな本だ。

なので、よくある不思議な話もあれば、本当に不可解な話などバラエティに富んでいる。
しかも構成も面白くて、1冊に99本の怪談を掲載。つまり、あと1編加えれば1人百物語となる仕掛け。
こういった構成も気に入って、既刊計10巻は全て読破しているくらい好きな本なのだ。

そんな木原氏の別の怪談本「九十九怪談」を本屋で見つけ、2巻までつい衝動買いしてしまった。
スタイルはほぼ新耳袋と同じなので、新耳の新刊として出してもよかったのでは・・・?と思うが、そこには何か考えがあるのだろう。

私は怪談が好きだが、中でも説明がつかない不思議な話が特に好きだ。
「何だったんだろう?」
と後で考えてもよくわからない、誰かに言っても信じてもらえそうにないし、そもそもさっきのことは夢だったのかも・・・という話が好きなのだ。

だが、こういった話をTVなどで扱うと、すぐに死んだ○○の呪いだろうか、と言い出すのはいただけない。
例えば、心霊写真というか、不思議な写真が撮れたとする。
そうすると、やけにおどろおどろしい音楽でその写真を紹介したり、挙句の果てには最後にテロップで
「誰か助けて・・・」という風に、誰もそんなことは言っていないのに
勝手に脚色されるのがたまらなく嫌だ。

不思議なものは不思議なもの。
これでいいじゃないか。

そうそう、そんな新耳が映像化されているのも見たが、これはやっぱりダメだ。
勝手に原因みたいなものも付け加えられている。
とっても残念だった↓

そうそう、いろいろ見ていると木原氏、西浦氏、平山氏など怪談界の重鎮(そんなものがあるのか)推薦のマンガ家のうえやま洋介犬のブログがなかなかおもしろかった^^
絵柄はあまり好きではないが・・・。こういうスタイルは好きかも。
http://ameblo.jp/yohsuken/

これが最終巻



こちらが衝動買いの本




タグ:怖い話
posted by うり at 07:56| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんにちは。近年めっきり本を読まなくなった身なので、本を読む人を見るとなんか、すごいなあ、と思ってしまいます(※なぜか自己啓発本は除く)。
 さて怪談の脚色ですが、よくある設定に凄惨さを積み増そうと思ったのか、登場人物が全滅してしまうことがあるでしょう。「ということがあったそうです」なんて終わりかたをしながら、さかのぼってもう一度最初に戻ってみるとなんかおかしい。じゃあそれ誰が見てきたんだ。いいものはやっぱりうまくできてます。
Posted by ukt at 2010年03月21日 16:58
ども^^
この本は1話が1〜2ページなのでめっちゃ読みやすいです。
分厚い長編も好きですが、基本的にはどこから読んでもいいこういう短編がいいですね。

>登場人物が全滅してしまう

分かります(^_^;)
前に、本ではないんですが実話ドラマでそういうのがありました。
じゃあこの話を知ってるのは誰なんだと思いましたけどね(苦笑)
Posted by うり at 2010年03月22日 19:09
応援してます!
Posted by 七色ジェネレータ at 2010年04月07日 22:18
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