2010年09月02日

黒百合 多島斗志之

久々に読書。


図書館でランダムに借りた数冊の中の1つなのだが、読みだしたらつい止まらなくなって
娘と娘の友達を連れて出かけたプールまで持参して読み切った。

それがこちら▼




この本は、

「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」

父の古い友人である浅木さんに招かれた主人公は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。
夏休みの宿題、ハイキング、次第に育まれる淡い恋、そして死―
一九五二年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年たちを瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。


この本から流れる空気というか、雰囲気はとても好きだ。
昭和30年代前後の、少し上流階級に生きる人たちのミステリー。
この雰囲気は、横溝正史の作品や、私が大好きな作品・小池真理子「恋」にも共通の空気を感じる。
(ここまで書いてようやく気付いたが、どうやら私は少し下界から隔たれた生活空間が好きらしい)

少女・香に対する主人公・進、そして友人の一彦の気持ち、戸惑い、微妙なかけひきなど、読んでいて
全く飽きない。
そこに、香の複雑な家庭事情が絡んでくるわけなのだが・・・・。

結論としては、非常に分かりにくいふらふら
というのが、ミステリーに関係する部分が、主人公の進でさえ会ったことのない人物ばかりが絡んでくるため、一体誰のことを言っているのか、誰と誰がどう関係しているのかが分かりにくいのだ。

ページを戻って読みなおせば理解できたかもしれないが・・・ちょっと面倒だったので分からないまま
読んでいくとやっぱり分からなかったバッド(下向き矢印)

ただ、相田真千子のエピソードは結構面白かったし、うまいなあと思ったけど、ここはミステリ部分には
あまり関係なし。


後何冊かあるので、またUPします^^

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posted by うり at 08:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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