2007年02月04日

真冬の怖い話・コタツにて

久々に怖いお話というか、今考えても不思議なお話を1つ。

あれは確か、私が小学5年生くらいの頃だったと思う。
夜7時頃、夕食も終えた私と妹は、居間のコタツに入って寝そべってTVを見ていた。
私と妹がいたのは、コタツで言うとTVに近い側の角。
必然的に、対角線上のコタツの角には、私たち姉妹の足がある。ということになる。

ごく普通にTVを見ていたら、急にその私たちの足元の方角から


ビリリっ。



という、紙を破く音が聞こえてきた。

私はその時、
「コイツ(妹のこと)、足で紙を破くなんて器用なヤツじゃなー」
と思ったのだが、何となくそれを妹に言えず(言ってはいけない気がした)
黙っていた。

すると妹が、

「お姉ちゃん、今紙破く音がしたよな?」

というではないか。


「アンタかと思ったんじゃけど」
「ううん、違う。それに、さっきの音はコタツの外からじゃった」

やっぱりコイツじゃなかったのか、という気持ちと、
それを言わないで欲しかったんじゃけど・・・という気持ちを交差させつつと、2人で恐る恐る足元の方を見てみると、

誰もいない。

近づいてみても、破った紙もなければ、その形跡さえない。



「うわぁぁぁぁぁ!」


慌てて、台所にいた父母のところに走る私たち。
事の起こりを説明しても、「気のせい」としか言われなかったのだけど。


それにしても、あの音はなんだったんだろう?
妙に鮮明な、紙の音。

確かに、妹の言うとおり、私のイメージでも紙が破けた音はコタツの外。
しかも、それは空中で、
そう。人が1人立った状態で紙を破ったような・・・。

そういう印象だ。


もちろん、今でもそのナゾは解けない。
妹にもあえてその話はしないけど、真冬の不思議なお話の1つなのだ。

スポンサーリンク



posted by うり at 07:57 | Comment(14) | TrackBack(0) | 怖い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ラップ音ってやつですかね。必ずしも心霊現象とは限らないだろうけど、訳の分からない音というのは気味が悪いもんですよ。いったい何の音だ゜ったのか徹底的に追求したくなりますよね。私もつい最近誰も居ない2階からカタッ、カタッと度々聞こえてきて何だろーーーと思っていたら、2階からと思ったのは勘違いでただ単に庭で物が風に揺られてぶつかっている音でした。

怖い話といえば、小池真理子さんの小説で「墓地を見下ろす家」というのがあるよね。これは、色んな読者レビューみても

 すごく怖い。とにかく怖い

と書かれてて、読むのをためらっていたんだけど、ついに一大決心をして読んだんだけどーーー

私的にはかなりの肩透かし。覚悟して読んだのにこんなもんかよ〜ってな感じ。
ホラーなんで確かに不気味な話だけど、いかにもフィクションといった感じで現実味に欠けるせいか切実な恐怖はあじわえませんでしたね。私は。

どっちかというと、平凡でごく普通の人間が日常生活を送るなかでふっとした拍子に沸き起こる狂気や殺意、いつのまにか巻き込まれてしまうとりかえしの効かないとんでもない出来事を表現された話の方が
ぞーーーっっっとするかな
小池さんの昔の短編では、そういうの多かったよね。サイコ・サスペンスっぽいもの

Posted by クレア at 2007年02月07日 14:09
ラップ音なんでしょうねー。
でも、たまにはこういうの、あるんですよね。
実家では確かに不可解な音をよく耳にしてました(^_^;)
今では、たまにオバケ探知機「ばけたん」が急にオバケサインを出してくることがあるので、そっちの方がビビリます(笑)

「墓地を見下ろす家」
読みましたけど、確かに怖くないですぅ〜
(^_^;)
私はよっぽどじゃないと怖いとは思わないけど、これはハッキリ言って普通だった。
結末も何となく想像できたしね。
小池さんには、やっぱり恋愛系にミステリーを絡めたものが一番ですw

ちなみに、クレアさんが読まれた中で一番怖い小説ってありますか?
私は基本かもですけど鈴木光司さんの「リング」です。
もお、忘れられません。
後は、怖いと言うより後味が悪いものを好むので、ちょっと違ってくるんですけど(笑)
Posted by うり at 2007年02月08日 12:56
ホラーとかは苦手なんで怖そうなものや気持ち悪そうなものは避けてます。
よっぽどじゃないと怖いと思わない うりさん が忘れられないほど怖かった リングは相当なものなのでしょう。絶対読みません(笑)

後味が悪いものがお好き ?

私的に非常に後味が悪かった小説といえば

新堂冬樹 「砂漠の薔薇」

こ、これさーーーあの音羽の事件を彷彿させる話で読んでて辛かったです。
そして

林真理子 「聖家族のランチ」

途中からとんでもない展開になって こんなのありかよ〜!!! と。もう吐きそうになりました。そして

小池さんの 「青山娼館」

も後味よくなかったですねー。読後は頭の中がボールペン・ボールペンとぐるぐる回ってました

いつも図書館を利用していて時間の許す限り再読するようにしているけどこれらの小説は一度読んだだけで

もう 結構です

と思ったわ〜
Posted by クレア at 2007年02月09日 08:54
 もしかして、お部屋の電球がビリビリ? 昔、蛍光灯とかの電球がジージー・ビリビリって、音がしてませんでした?

 でなきゃ、こたつ下敷きをうっかり足指でビリビリ破いちゃったとか・・?(ごめん!) 私たまにやっちゃうんですわ・・ こたつ下敷きが古くなって生地が薄くなり、こたつに足突っ込んだついでに指先で引っかけてビリッ! で、これが妙に面白くなりまして、ビーリビリ!・・
 で、中覗いたら予想通り穴(意外に小穴です!)が開いてまして、あて布で継するか、どこもかしこも生地が薄くなってたら観念して買い換えるか・・です。(変な話でごめんくださいです。 ・・どういう日本語じゃ) 
Posted by ブーブブ at 2007年02月10日 15:21
<うりさん

 後味が悪いものって何か印象に残りますすよね〜。それとか主人公はこの後どうなったんだろうと思うような。ヴィヴィアン・リーの『哀愁』やジャン・ギャバンの『望郷』、『禁じられた遊び』のような悲しいラストの映画も気になってしまいます。バーグマンの『誰が為に鐘は鳴る』とか…。

<クレアさん

 小池さんとトゥサンとの対談を読んで『棺の中の猫』に興味を持っていますが、はじめて小池さんの作品を読みます(コラム・雑記はあります)。楽しみです〜。

<ブーブブさん

 私は延長コード&タコ足をつなげて使ってたら、ある日ジジジ…と音がし、何かと振り向いたらプラグが燃えてプラスティックが溶けていました。ゴムくさくてほんとにコワかったですー。皆様気をつけましょう(__)おばかな使い方はほんとにキケン、もうしません(あ、当たり前だー)。
Posted by みけ at 2007年02月10日 18:00
クレアさん

え〜!
読んでぇ〜〜(笑)
とダダこねてみました。
キモかったらごめん。

オススメの小説、ありがとうございます!
なんか、久々に図書館に行く気になりました(笑)
新堂冬樹作品は、以前「カリスマ」って本を読んでたので、何となく作風が想像できます。
いいですねw

林真理子作品は、小説そのものより本人のインパクトが強すぎて顔がちらつくので↓
まだ未読です〜(^_^;)
でも、面白そうですねw

もう結構です、と言いたいような小説に逢いたい・・・。

ブーブブさん

いや、何分子供の頃なんでそれほど鮮明ではないのですが、コタツ布団が破れてたということはなかったですね〜。
蛍光灯の音にしては下過ぎますし・・・。
というわけで、今でもやっぱり不思議です。

みけさん

タコ足配線こわ!!
気をつけてくださいね〜(^_^;)
ウチもTVの後ろが怖い。コードってホコリを吸い寄せますよね。
Posted by うり at 2007年02月10日 19:41
 抜き差しを何度も繰り返して内部で線がどうかなってたようです…。ホコリも怖いけどこれもキケン…。タコ足配線でたくさん使ってたのもいけなかったようです。。。(__)
Posted by みけ at 2007年02月11日 14:59
>みけさん
 コード配線の火事は毎年、テレビで取り上げられていますね。私も掃除機でコンセントの埃吸い取ってます。
 今、不燃性カーテンや絨毯が売り出されてますね。不燃性コード・コンセント・コタツとかも売り出して欲しいです。
Posted by ブーブブ at 2007年02月15日 16:48
うりさん、こんにちは。大分前に江原さんの番組で、ラップ音の事を「カーテンを開けるような音」と表現されてました。紙を破くような音と似てますよね。

私のくだらない話をきいてください。最近頻繁に自宅のデスクトップパソコンの電源が突然つくんです。間違いなくオフになっていたのに、誰も主電源もリモコンも触っていないのに、突然またはいつの間にかついてるんです。想像してみてください。深夜パソコン置いてある部屋が微妙に明るくなってて「なんだろーー」と覗くと消したはずの電源がついていてメニュー画面になっている・・・かなり ぞおぉっっっっーーーとします。私は本気で「心霊現象」と思ってしまいました。が、一応サポセンに電話したら、何のことは無く簡単な操作で解決しました(^_^;)
サポセンの人が言うには、モデムがなんらかの信号を受信すると、電源が入るような仕組みになっていたとか・・・。なんらかの信号とは何か、というのはいくら説明をきいても理解できませんでしたが・・・
Posted by クレア at 2007年04月19日 10:48
またまたクレアさん・・・。恐ろしいことを(^_^;)
それにしても、実家は実は私よりも母や妹がいろんな体験をしてたり、私も1人でいる時にな〜んか気配を感じたり、今思えばいろんなことがあったような。

電源が勝手につくなんて、心霊現象だと思いますよね(^_^;)
そういえば、鉄塔が近くにあったり、電波の影響とかでも電化製品の電源が勝手に入るって話は聞いたことあるけど、分かっていても怖いですよね〜。
何事もなく、よかったですw
Posted by うり at 2007年04月20日 08:11
最近読む本がなくて仕方なく(^^;)小池さんのエッセイに手をのばしました。
ああ、小池さんってやっぱり小説はいいけどエツセイはイマイチ・・・とおもったのも束の間、3冊目に読んだ
「闇夜の国から二人で舟を出す」というエッセイはすごく良かったです。
小池さんの生き方・感性・美意識がとても伝わってくる本でした。この本を読んで小池さんに共感し憧れる気持ちが今まで以上に強くなりました。
ファン必読ですよ!
ところで、小池さんも割りと霊感が強いらしくまた、お母様もさらに強いのだそうです。ご自信の不思議な霊的実体験をエピソードに短編幻想小説も書いたこともあるそうです。「足」というタイトルです。
Posted by クレア at 2007年09月19日 00:03
どうも^^
お返事遅くなり、すみません!
運動会でバテバテです〜(^_^;)
小池さんのエッセイは読んだことないですね〜。
でも、小池さんの美意識と感性は大好きですので、興味あります!!
霊感があるっていうのもイイですね。
作家・加門七海さんの霊体験の小説もかなり面白かったので・・・。
Posted by うり at 2007年09月22日 20:33
後味の悪い本
小池さんの「望みは何と訊かれたら」を付け加えます。昨年10月に出た長編小説です。
いやあ、久しぶりにこのなんとも言えない、怖いような気持ち悪いような哀しいようなモヤモヤ感・・・
タイトルの「望みは何」、文中で「恐ろしい質問・・・」と書かれてますが、ほんと恐ろしいと思いました。
読後、「この人達(登場人物)、この先どうなるんだろう・・・」と想像すると、なんともいえず心がズ・・・ンと重くなるような気がして。
正直、前半は飽きてしまいそうになったのだけど、途中から、もう、先を読まずにはいられなくなります
Posted by クレア at 2008年02月08日 17:40
情報ありがとうございます♪
実は、明日息子と図書館に行く約束してて・・・。
クレアさんに教えてもらった本をメモって探すつもりです。
これもチェックしとかなくっちゃ。
後味が悪い本、いいですね(笑)
Posted by うり at 2008年02月09日 06:50
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/32790202

この記事へのトラックバック