そういえば、見に行ったことを忘れていた。
「ナイト・ミュージアム」だ。
観る前の印象としては、ロビン・ウィリアムスも出演していることもあってか、「ジュマンジ」みたいな感じかなあと思っていた。
結果、まあ映像的にはそういう感じだったのだが・・・。
(以下ネタバレあり)
大まかに言うと、何をやっても続かないダメダメ父さんが、たまたま就職できた先は博物館の守衛。
しかし、真夜中の博物館は、エジプトのなんかの封印のせいで(忘れた)展示物が自由自在に動き回っていた。
最初はロウ人形に矢を射られるわ、恐竜の骨に追い掛け回されるわ、さんざんの日々だったが、やがて、それらの展示物についての歴史を学ぶうち、その特性を掴んで上手に管理が出来るようになるダメダメ父さん。
しかしある日、退職させられた元守衛たちがこの博物館に盗みに入る。
父親のことを諦めていた息子と共に、ダメダメ父さんはドロボウを退治できるか?
・・・・というお話。
で、見ていたんだけど、とにかく前置きが長い。
まあ、ダメ父と息子の関係とか、ダメ父がどんだけダメかを描かないといけないと言う部分もあるから、ある程度は仕方がないが、こういうお話にしては導入部分が長いと思う。
ダレてくるんだなあ。
で、最大のツッコミどころ。
ピラミッドか何かの呪いがかかり、展示物が動き出すと書いたが、この展示物は歴史上の人物だったり、当時の人々の生活の様子やいろいろな時代の人々を模ったロウ人形だったり、模型だったりするわけだが。
どういうわけか、このロウ人形、展示されている人そのものの記憶を持っているのである。
ローマ皇帝時代の人々はその時代に生きている人そのものの喋り方だったり、その時代の記憶を持っていたり、有名な歴史上の人物はその人そのものの記憶を持っている。
なので、動き出すとそれぞれの振る舞いをするわけだが。
これって、変だと思わない?
だってね。
所詮、人形でしょ。
成分はロウだったり、プラスチックだったり、まあそんなところだ。
恐竜の骨の化石がそういった動きをするのは分かる。
元は恐竜だったのだから。
だけど、ロウ人形は動く意志を持ったところで、その人物にまではならないだろう。
と思ったのだ。
しかし、悲しいかなこの映画のテーマはこの展示された人形が織り成すドラマでも成り立っている。
なので、ここでそんなツッコミを入れてしまうと、もう何にも面白くないのだ。
どんないいセリフを言っても、
「いやいや、あんた人形でしょ」
とつい言いたくなってしまう。
もちろん、これがその歴史上の人物の剥製とかなら話は別だ。
その人間が持つ記憶をそのまま持っているに違いないのだから。
もちろん、これはロウ人形役のロビン・ウィリアムスも
「ワシらは所詮ロウ人形なのだ・・・」
と言ってはいるんだけど、でもそれではロウ人形がその人間っぽくなってしまう説明はつかない。
なので、コレに気づいたらもうおしまい。
という何ともかんともな映画鑑賞になってしまった・・・。
もっとも、それでも「面白いな」と思えたのはラスト30分頃。
この頃から急激な展開が起こってくるのだ。
ともあれ、子どもたちは楽しめたらしく、満足げだったのでまあよしとするか。
今度は久々に大人が見て楽しい映画が観たいもんだ。
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