「4日間の奇蹟」を読む。    2005/06/18 21:40 - ぶつくさブログ

2005年07月02日

「4日間の奇蹟」を読む。    2005/06/18 21:40

実はこの本、ずい分前に『このミス(このミステリーがすごい!)で話題!』とかいう帯の文字に引かれて買っていたのだが、机の上に置きっぱなしになっていたのだ。

そうすると、いつの間にか映画化されているしで『読まなきゃ〜』と思っていたところ、前回書いた病院に行くことになり、待ち時間用にここぞとばかりに持ち込んだ本がこの本だったのだ。



もっとも、「このミス」での評価と私の好みはあまりかち合っていないので、それほど期待してもいなかったのだが・・・。



何度も書いたが、私は小説を読むときにキャストを想定するのが好きなのだが、今回はあらかじめ映画のキャストがあるので主人公を吉岡秀隆(事故で指先を失った孤高のピアニストなんてぴったりじゃーないか!)に石田ゆり子(療養センターで働く女性)ということでこれまた雰囲気にピッタリで文句なし。

どうしてもDr.コトーを思い出してしまうが、これはまあ、ご愛嬌ってことで。



さて。まず、描写が美しい。

物語が面白いか面白くないかは最初の数ページで決まってしまうが、これはもう引き込まれてしまった。まずは第一段階クリア。

とにかく、主人公の元ピアニストと、彼の家族が引き取った精神障害のある女の子との

関係やエピソードだけでも十分面白い。

しかし、病院の待合室ではいよいよ物語の核心部分、奇蹟の始まる前までしか読めなかったが、もう奇蹟なんかいらないよ、と私的には思ってみたり。



そして今日、珍しくヒマな私はソファでうたた寝をした後、やることがないんで読みかけのこの本を取って続きを読んだのだ。



で、後半の感想。

うーん。

やっぱ、奇蹟はいらないなーと思う私は不謹慎ですか。

要らないは言いすぎだとしても、4日間は長すぎではないか?

そうだなー。せめて2日か2日半にしてもらえたら嬉しかったかも。

途中かったるくなってかなり飛ばしてしまったし。



なんか、やたら「泣ける」と聞いたら泣かない私が余計に身構えるってもんなんだけど、

どこで泣くんだろーなー。と思いながら読んでしまったのだ。

(肝心なところを飛ばし読みした可能性もあるけど)



まあ、奇蹟自体が「ま〜さ〜か〜(ネタバレのため反転)

『転校生』パターンじゃないだろうなあ?」と思ってしまったので、その時点でインパクトもなかったし。



だけど、ラストも好きだし、何より描写が繊細だ。

映画なら2時間ほどだし、うまくまとめていそうなのでそっちの方がいいかも。


posted by うり at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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