本 - ぶつくさブログ

2014年04月29日

アニメ化して!『蜜姫村』

つい先日、これ読むよー的に紹介した本
乾ルカ作 『蜜姫村』



まともに読み始めて2日、
昨日全部読んでしまった。

気づけば午前2時半とか。

いや、マジで面白かったです。

あらすじは
『変種のアリを追って東北の寒村に迷い込んだ、
東京の大学講師で昆虫学者の山上一郎は、
滝埜上村仮巣地区の人々に助けられる。
その出来事から間もなくして一郎と入籍した医師の和子は、
もう一度フィールドワークに行きたいという夫に付き従い、
滝埜上村に行くことにした。
ある夜、決して行ってはならないと言い含められていた
禁足地である社に向かう人影を見た一郎は、
社へ向かったまま姿を消してしまう。
帰らぬ夫を待ちながら、妊娠に気付いた和子は村で生きていく決意を固める』

以下ネタバレです。












物語としては3部構成。
1部はあらすじの通り、序盤部分。
2部はその娘、お優の物語。
3部はお優と駆け落ちをした大蜂、その娘の物語。

ちょっとグロい部分もあるけど、まあ許容範囲かな。

このお話のキモは、
『禁足地』と言われる社の奥。
そこでいったい何が行われているのか・・・?
という部分。

そこには、古くから村人たちの病気を不思議な力で
吸い取ることができる蜜姫、そしてその特別な血筋を
司る黒王、それに使える一族が住んでいた。


ね、なんかアニメっぽいでしょ。

私なんかこの時点で
八犬伝の絵が浮かぶもんね(;^ω^)



私が好きなのは2話の部分。
病から蜜姫の力で命を取り留め、黒王の花嫁と
なることが決まった1話の夫婦の娘・お優の
話だ。

このお優、自分にずっと使えてきた
大蜂に密かな想いを抱いているのだが
その大蜂も同じ思いを抱いている。

しかし、このかなわぬ、だがいっそのこと、
というお互いの強い思いにもう

きゅんきゅんする!


でまあいろいろあって

結局2人は駆け落ちをし、第3話へと突入なのだが
これがまあ、今まで俗世とかけ離れた生活を
していた2話から一気に昔の東映映画のように
俗っぽくなるのが笑える。

そこから更にラストへ突入なのだが、
ここからはもう目が離せない。

気づいたら午前2時を回っていたが
明日はお休みだし寝るのは諦めた(苦笑)

まあ、蜜姫は金襴緞子のカッコしてどうやって
普通の町中に降りてきたんだとか
田舎の港町で刀振り回して戦うってどうよとか
いろいろ突っ込みどころはあるが、そこはそれ、
気にしない気にしない!

ラストもまた面白い。
持って行きようによっては続編もありだと
思うが、これはこれで終わりにしておこう。そうしよう。


通常、私は小説はキャストを思い浮かべながら
読むが今回は上記の通り全編アニメで再生した次第。
背景は「いなりこんこん恋いろは」並に
綺麗な背景希望。




あ、でももし実写化するなら
優子は橋本愛、
大蜂は石田卓也でよろしくお願いします^^


さて、これで読みたい本も終わり。
またブッコフ行って仕入れよーっと。
タグ:蜜姫村
posted by うり at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月24日

果てしなき渇き・深町秋生

もう1冊追加。


果てしなき渇き  深町秋生




このミス大賞を受賞した作品というので選択。


あらすじ 部屋に麻薬のカケラを残し失踪した加奈子。その行方を追う、元刑事で父親の藤島。
一方、三年前。級友から酷いイジメにあっていた尚人は助けてくれた加奈子に恋をするように
なったが…。
現在と過去の物語が交錯し、少しずつ浮かび上がる加奈子の輪郭。探るほどに深くなる彼女の謎。
そして用意された驚愕の結末とは。

全選考委員が圧倒された第3回『このミス』大賞受賞作品。読む者の心を震わせる、
暗き情念の問題作。



感想   ネタばれあります。








確かに、暗いし、迫力はある。
特にハードボイルドが好きならこれはアリかも。

私的には、主人公の藤島の荒っぽさ、野生っぽさが凄すぎて、思わず笑ってしまいそうになった。


そもそも、藤島が以前起こした事件も凄すぎるし、元妻からの突然の電話での会話の1つ1つが乱暴すぎ。


「仕返しと言いたいのか?見損なうな」
「嘘をつけ。いいかげんに聞き方を変えたらどうだ?加奈子をさらったのかとな」
「少しは、恥というものも知るんだな」



家庭を顧みず、仕事に没頭していた藤島に見切りをつけ、元妻は仕事を始め、そのうち男が
出来た。
それが原因で別れているなら、藤島のこういう話し方も理解できるが、藤島の場合は、その後
この元妻の浮気相手を襲撃し、ボッコボコにしているのだふらふら


状況的にはお互い様なのに、なんでこの人はこんなに偉そうなんだ。
もっと普通に話せんのか。


しかも、

疲れて帰宅したらしたで、安定剤をワインで瓶ごと流し込んで飲むわ、事件に巻き込まれて
怪我をすれば頭から消毒液をかぶり、鎮痛剤を手のひらに盛ってほおばるように飲むわ、
部下に写真を見せるだけでも、いきなりナイフを喉につきつけるなどなど・・・。


なんで普通にできないんだ。



と思ってしまった。



やっぱり、ハードボイルドだから?

男は野性味溢れていなきゃならんのだろうか・・・。



ストーリー自体は、面白い。特に加奈子の真実が明らかになっていくくだりは、夢中になって
読んだ。
ちょっと素人には理解しにくいところが多々あるのだが・・・。
(ここまでイチ女子高生が大物と渡り歩けるものか、とかね。やっぱハードボイルドだから?)


キャストは、藤島の野生っぽさに気を取られて思いつかなかったふらふら
ただ、加奈子は成海璃子の姿がちらついてしまった。

小説ではもう少し細身な感じなんだけど、これはきっと、ドラマ『ドンキホーテ』で
成海璃子の役と加奈子のイメージが被っているからに違いない。ま、いいけどね。





ハードボイルドと言えば、何となくイメージしてしまうのが俳優の原田芳雄さん。
先日、惜しくも亡くなってしまった・・・。


原田芳雄さんと言えば、数々の出演作品があるが、私にとって思い出深いのがドラマ版「リング」。
そう、さんざん映画化され、主人公が男性から女性に変わったり、出るはずのない貞子がTVから
出てくるわやりたい放題に映像化されているものなのだが・・・。

中でも、一番原作に忠実なのがドラマ版『リング』だった。

私もこの小説は大好きだったので、小説を読みながらいつものようにキャストを思い浮かべていた。

浅川和行・・・高橋克典
高山竜司・・・原田芳雄

と思いながら読んでいたら、なんとそのままドラマ化されたという稀有な作品あせあせ(飛び散る汗)


絶対に、必見です。

リング 完全版 [VHS]






タグ:深町秋生
posted by うり at 09:19| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月19日

「冬の伽藍」 小池真理子 「TENGU」   柴田哲孝

買ったまま放置していた本をようやく読み始めた。

「面白そう」と思って買っていた本なので、一旦読み始めたら止まらない。


てことで、ここで感想を少し。


「冬の伽藍」小池真理子





あらすじ 舞台は軽井沢の別荘地。夫を交通事故で亡くした悠子は、同じく妻と死別した若き医師の下で薬剤師として働き始める。
やがて2人は憎からず思うようになるが、一方で悠子は、医師の実父が露骨な誘いをかけてくるのを
断りきれないでいた。医師の妻の死に実父が関係していることを悠子が知った時、悲劇は訪れる……。 
15年間にわたる大人の男女の愛憎。(AMAZONより)




以下、感想。ネタばれあります。





まず、小池真理子らしいなあと思ったポイントが1つ。
それは、この若き医師が30代の美しい男だということ。

30代で「美しい」と呼べるような男なんて、この人の小説じゃないと出て来ないんじゃなかろうかあせあせ(飛び散る汗)
そしてまた、悠子も地味だが美しい女性。美男美女がああどうしよう私ったら、ああ僕はどうすればいいんだと苦悩にのたうちまわりながら愛し合うのが、小池真理子風^^

と、茶化しながら書いたが、私はけっしてこういう世界は嫌いではない。プラス、軽井沢の静かな
山荘、パーティー、美しくドラマティックな逢瀬、関係。

特にこの小説の面白いところは、全3章、それぞれ味わいが違うところだ。
特に3章は終章のはずなのだが、ラストまでぐいぐい引っ張って決してあきさせない。
最後の最後は、ジェットコースタームービーかと思ったくらいだあせあせ(飛び散る汗)


ラストシーンは褒めている感想を多く見たが、私は逆にがっかり。
なんだか、安っぽい3流ドラマになって終わってしまったみたい。
だからと言ってあそこまで引っ張っておいてどうすりゃいいのか。

というか、あそこまで引っ張る必要はなかった。
悠子をとっとと義彦と会わせ、最後の逢瀬の後に、それぞれにお互いの暮らしに戻っていく・・・
でよかったじゃないかと思う。

あの終わり方では、私が悠子ならもう家には帰らないかもしれないたらーっ(汗)



しかし、読みながらキャストが違和感なく浮かんできたので書いておく。


高森悠子・・・・壇れい
兵藤義彦・・・・谷原章介
兵藤英二郎・・・古谷一行




そしてお次は


「TENGU」柴田哲孝





あらすじ 26年前の捜査資料が、中央通信記者・道平慶一(みちひらけいいち)の目の前にあった。
巨大な手で握り潰された頭骨、食いちぎられた顔面など人間業(わざ)とは思えない他殺体の写真。そして、唯一の犯人の物証である体毛。
当時はまだなかったDNA解析を行なうと、意外な事実が明らかになる。
犯人は、人類にはあり得ない遺伝子を持っていたのだ……。1974年秋、群馬県の寒村で起こった凄惨な連続殺人事件は、いったい何者の仕業だったのか?
 70年代の世界情勢、さらに2001年9.11米同時多発テロ事件にまで連関する壮大なミステリーが今、ルポルタージュの迫真を超える! (AMAZONより)




以下、感想です。ネタばれあり。





正直、遺伝子だのDNAだの、しまいにはスノーマンだのとUMA系な話が出てくるのは
あまり興味がないのだが・・・。

それでも、このありえない状況に謎が謎を呼び、読者側も道平と一緒に謎を追う形に
引き込まれる。

この話は、ちょっと凄惨なシーンが描かれているので、苦手な人は止めた方がいいかも。
私は耐性があるのでたらーっ(汗)平気だったが・・・。


ただ、女性として、彩恵子の存在が不思議でもあり、また惹かれた。とても興味を持った。

美しく、盲目の彼女。
自分を売ることでしか生きるすべを知らない彼女の人生はどんなものだったのか。

それでも、きっと彼女の晩年は平穏で幸せだっただろうと思う。
これは、主人公の道平では成しえないことだ。

物語自体があまりにも衝撃的だったので、しばしこのストーリーが頭から離れず困った。
でも、読んでよかった、と思える1冊だ。



キャスト

道平慶一・・・・大沢たかお
彩恵子・・・・・菊川玲
(なぜかというと、ドラマ『アスコ-マーチ』で精神病の母親役のイメージがあったため。
この刷り込みがなければ、絶対に小雪なのに・・・)
posted by うり at 15:56| Comment(2) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月25日

「伝える力」 池上彰

今話題の、池上さんの本。



この人の解説するニュースは本当に分かりやすく、私も常々、どうすればこんな風に
面白い授業、分かりやすい解説ができるんだろう・・・と思っていた。

そんな中、先輩講師が「これいいよ、仕事に役立つから読んでごらん」と教えてもらった
ので、早速購入。

伝える力

伝える力

価格:840円(税込、送料別)



「本書は「話す」「書く」「聞く」の3つの能力の磨き方を紹介。
これができると自ずと成績・業績に結びつくもの。
長年NHKの『週刊こどもニュース』のお父さん役を務めてきた著者
(現在はフリージャーナリストとして独立)ならではの極意を伝授する。
伝えることの難しさを身をもって経験しているだけに、ビジネスの現場でも
十分応用が効く智恵が盛りだくさんである。

相手を惹きつける、ビジネス文書を書く、文章力をアップさせるなど、
本書の秘訣を習得すれば、仕事が楽しく、やりやすくなること間違いなしだ。」


と、これが概要。
なるほど、読んでみると目の前で池上さんが話している様子が浮かぶくらい分かりやすい(^_^;)

あまりにも読みやすく、あっという間に全部読んでしまった。

感想は、読みやすさから、あまり頭に残りにくい・・・ふらふら
本当に役立てようと思うなら、何度も読み返さないといけないなと思った。
でも、誰かに何かを伝える仕事をしている人は読んでおくといいと思う。


タグ:池上彰
posted by うり at 08:24| Comment(9) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月02日

黒百合 多島斗志之

久々に読書。


図書館でランダムに借りた数冊の中の1つなのだが、読みだしたらつい止まらなくなって
娘と娘の友達を連れて出かけたプールまで持参して読み切った。

それがこちら▼




この本は、

「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」

父の古い友人である浅木さんに招かれた主人公は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。
夏休みの宿題、ハイキング、次第に育まれる淡い恋、そして死―
一九五二年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年たちを瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。


この本から流れる空気というか、雰囲気はとても好きだ。
昭和30年代前後の、少し上流階級に生きる人たちのミステリー。
この雰囲気は、横溝正史の作品や、私が大好きな作品・小池真理子「恋」にも共通の空気を感じる。
(ここまで書いてようやく気付いたが、どうやら私は少し下界から隔たれた生活空間が好きらしい)

少女・香に対する主人公・進、そして友人の一彦の気持ち、戸惑い、微妙なかけひきなど、読んでいて
全く飽きない。
そこに、香の複雑な家庭事情が絡んでくるわけなのだが・・・・。

結論としては、非常に分かりにくいふらふら
というのが、ミステリーに関係する部分が、主人公の進でさえ会ったことのない人物ばかりが絡んでくるため、一体誰のことを言っているのか、誰と誰がどう関係しているのかが分かりにくいのだ。

ページを戻って読みなおせば理解できたかもしれないが・・・ちょっと面倒だったので分からないまま
読んでいくとやっぱり分からなかったバッド(下向き矢印)

ただ、相田真千子のエピソードは結構面白かったし、うまいなあと思ったけど、ここはミステリ部分には
あまり関係なし。


後何冊かあるので、またUPします^^
posted by うり at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月21日

九十九怪談 

私の大好きな本に「怪談新耳袋」という本がある。
これは、作者の木原氏が、いろいろな人から聞いて集めてきたちょっと不思議な話が掲載されている。
1編は1〜3ページほどで、木原氏の主観も憶測も何も加えず、ただ淡々と怪談を紹介している。
そんな本だ。

なので、よくある不思議な話もあれば、本当に不可解な話などバラエティに富んでいる。
しかも構成も面白くて、1冊に99本の怪談を掲載。つまり、あと1編加えれば1人百物語となる仕掛け。
こういった構成も気に入って、既刊計10巻は全て読破しているくらい好きな本なのだ。

そんな木原氏の別の怪談本「九十九怪談」を本屋で見つけ、2巻までつい衝動買いしてしまった。
スタイルはほぼ新耳袋と同じなので、新耳の新刊として出してもよかったのでは・・・?と思うが、そこには何か考えがあるのだろう。

私は怪談が好きだが、中でも説明がつかない不思議な話が特に好きだ。
「何だったんだろう?」
と後で考えてもよくわからない、誰かに言っても信じてもらえそうにないし、そもそもさっきのことは夢だったのかも・・・という話が好きなのだ。

だが、こういった話をTVなどで扱うと、すぐに死んだ○○の呪いだろうか、と言い出すのはいただけない。
例えば、心霊写真というか、不思議な写真が撮れたとする。
そうすると、やけにおどろおどろしい音楽でその写真を紹介したり、挙句の果てには最後にテロップで
「誰か助けて・・・」という風に、誰もそんなことは言っていないのに
勝手に脚色されるのがたまらなく嫌だ。

不思議なものは不思議なもの。
これでいいじゃないか。

そうそう、そんな新耳が映像化されているのも見たが、これはやっぱりダメだ。
勝手に原因みたいなものも付け加えられている。
とっても残念だった↓

そうそう、いろいろ見ていると木原氏、西浦氏、平山氏など怪談界の重鎮(そんなものがあるのか)推薦のマンガ家のうえやま洋介犬のブログがなかなかおもしろかった^^
絵柄はあまり好きではないが・・・。こういうスタイルは好きかも。
http://ameblo.jp/yohsuken/

これが最終巻



こちらが衝動買いの本




タグ:怖い話
posted by うり at 07:56| Comment(3) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

工場萌え

工場萌え。

なる言葉があるらしい。


なんでも、工場の建物に魅せられた方々がいるらしく、
ひたすら工場の建物の写真を撮影した写真集も発売されているとか。



「工場萌え」という言葉はインパクトも強いが、それを本当に
そう読んでいいのかは微妙なトコロ・・・。

ラジオで、この本を出版した人へのインタビューが放送されていた。

「工場のどこに美しさを感じますか?」

との問いに

「無機質な、機能的な美しさ」

との答えだった。


私は特に工場萌えな人ではないが、見た目よりも機能を最優先させて
設計された結果、それが見る側を惹きつけているのだろうなあという
ことくらいは、分かる。

廃墟が好きだと言う人もいるらしいが、その感覚と少し似ているのだろうか、と思ったり。

どちらにしても私にはわからない世界だが・・・。


ちなみに、誰にも理解されないだろうなあという自分だけの「萌え」が
あるとするならば、私の場合はズバリ




だ。


幼いころから絵を描くのが大好きで、そんな私のために会社などからたくさんの紙を持って帰り、部屋に積み上げてくれていた祖母。

幼なじみの家の一室にはもう使わないたくさんの廃紙が並んでおり、
その部屋に入るたびに、これだけ紙があったら、数えきれないくらいの絵が描ける・・・・と胸を高鳴らせた。

なので、今でも紙が綺麗に積み上げられているのを見たり、紙の匂いにはたまらず


うっとりぴかぴか(新しい)


と、してしまう・・・。


これはまさに「萌え」なのだろうなあ。




posted by うり at 00:44| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月17日

みんないいかげんだな

面白いサイトを発見。

「覚え違いタイトル集」ということで、福井県の図書館がよく覚え違いをされるタイトルや作者名を公開。

これを見ていると、いかに人間って自分に都合よく覚えているものかということが実感できる。

たとえば、

本宿題をしにきた宇宙人 もしくは、 宇宙人が宿題をしにやってきた


              
『宿題をしにきた宇宙船』
ルイス・スロボトキン/作 1978.7 学習研究社

とか
(気持ちは分かるが・・・たらーっ(汗)


本りきゅうにきけ
 


『利休にたずねよ』山本兼一著

とか
(私も言いそうだ)


本佐藤なんとかさんの「整理のしかた」



『佐藤可士和の超整理術』
佐藤可士和/著 2007.9 日本経済新聞出版社

とか
(まあねえ・・・そうなんだけどさ)


本「ちおち」という本



『半落ち』横山秀夫2002.9

これでタイトルを当てた人、スゴイ!


と、素晴らしいあてずっぽう。

そんな優秀な司書さんでもわからない本があるらしい。
それはコレ。


本おくだなんとかさんの「さらしもの」



!不明!どなたか教えて下さい。


だ、そうです。


どなたか、解決してあげてくださいませ。

posted by うり at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月28日

「告白」 湊かなえ

珍しく連投。
書ける時に書いておくのだ。


話題の本を友人に借りて読んだ。

「告白」湊かなえ




「愛美は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」

という、衝撃的な宣伝文句が話題となったミステリー。
第29回小説推理新人賞受賞。「本屋大賞2009」受賞作品。


何度も書いたが、私は後味が悪い小説が大好きだ。

この小説も、きっとそんな私の願いをかなえてくれるであろうと思い・・・読んでみた。ドンピシャだった。

あらすじは以下の通り。
全六章構成。
話は、幼い娘を亡くしたある中学校女性教師が退職する前に、ホームルームで生徒たちに話をするところから始まる。
そして章ごとに話し手が変わりながら、次第にこの事件?事故?の真相が明らかになっていく。


感想

読後感、悪い。
もちろん、この悪さが嬉しいわけだが。

女性作家で、この読後感の悪さは桐野夏生を思わせるものがある。
なんというか、表現がねっとりとしていてまとわりつく感じ。

しかも、登場人物はまた皆が皆、陰鬱としている。だれもが心の闇を抱え、爆弾を抱えながら生きている。
実際に、実社会でもそういうことが多いのだろうと思う。もちろん、だからと言って事件を起こしていいわけがないのだが。

この本の面白い部分は、読み進めているうちに自分の怒り、同情の対象人物が次々に変わっていくところだ。
犯人とされるA、Bに怒り、熱血教師にイライラし、母親にむかつく。
それでも、読むことがやめられない。

気がつくと朝から読み始めた小説を夕方には読み終わってしまった。

特に、最後の章の数ページは凄い。
・・・凄いと書くと、未読の方に余計なイメージを植え付けてしまうのであまり書きたくはないのだが・・・。

とにかく、すべて読み終わった後。茫然とするしかなかった。
そして、今頃この女教師はどのように過ごしているのだろう。
犯人は?この事件を知った生徒たちは?
と、非常にリアルに感じることができた小説だった。

この小説、好き嫌いが分かれるとは思う。
ミステリー好きでなければ、あまり勧められないな。


ここで立ち読みできます↓

http://www.futabasha.co.jp/introduction/2008/kokuhaku/

posted by うり at 12:35| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

「キャンディ・キャンディ」のその後




以前紹介した、キャンディ・キャンディ小説版を図書館で発見した。
この本は、キャンディがテリィの後を追って学院を去るまでの話が小説で書かれているのだが、キャンディ側だけでなくテリィ側の視点からも書かれている場面もあり、キャンディファンならたまらない構成だ。

それともう1つ、看護婦となったキャンディがポニーの家で暮らしながらこれまでの登場人物一人一人に書いた手紙を披露しているのも面白い。
中には
「誰だったっけ?」
というキャラもいるが、手紙の中に書かれているエピソードで何となく思い出せる部分もある。
そして、それは端役から徐々に主要人物への出せない手紙となり、
最後はアルバートさんとの往復書簡という形で締めくくられている。

とにかく、最初の1ページからあっという間に一気に読んでしまった。
この本は、小学生でも読めるように漢字にふりがなが振ってあるので、それが気になったと言えば気になったが・・・。

あと、やはり一番はこの著者が名木田恵子さん、当時は水木杏子さんという名前で、キャンディ・キャンディの原作者自らの著作だ。

この作品に関しては、後に作画のいがらしゆみこさんと水木さんの間で揉め事があったりして、あまりいいことにはなっていない。
だからこそ、この本は非常に貴重な本なのだ。

以下、感想を下に書いておくので、ネタバレしたくない方はスルーしてくださいませ^^





いやー。
面白かった!!
と一言で終わってしまうわけだが、最初は、キャンディの手紙だけ読めばいいやと思っていたんだけど、ついつい小説の方も読んでみると・・・。
いかに自分の記憶が曖昧だったのかということがよく分かる。

結構、覚えているようで覚えていないものなんだね(^_^;)
こんなシーンあったかいな?
みたいな場面もあったりして、まあそれはそのうち思い出せるんだけど・・・。
この小説の楽しいところは、キャンディに徐々に惹かれていくテリィ側の気持ちも、すごく丁寧に書かれているという点。
どうしても、マンガではキャンディ視点で書かれているということと、
当時は幼くて、この時の登場人物の想いまでが読み取れていなかったんだなあということがすごくよく分かってしまった。

それと、キャンディが登場人物それぞれに出した手紙もまた、面白い。
中には表現がちょっと恥ずかしいというか痛いというか
サザエさんを思わせるようなキャンディがそこにいるわけだが、
まあそれはご愛嬌というべきか。

テリィとの別れのシーンとか有名な場面以外で、私がすごく印象に残っていると言うか、心残りだったのは
アニーとアーチーの2人。

アーチーもステアもキャンディのことがずっと好きで、ステアはそのうちパティという恋人と出会うが、アーチーは何となくアニーの気弱さに押し切られたというか、無言の圧力に逆らえなかったというか、そういうものを感じてものすごく気になっていたのだ。

いくらアニーがアーチーのことを好きでも、アーチーはキャンディにベタ惚れなんである。
私だったら、同情で付き合ってもらうなんて死んでもヤだ!と思うが、アニーはどうやらそれでもいいようなのである。

そんなこんなで、見事恋人同士となった2人が、婚約したというところも手紙には書かれている。
これを読んだ時、私はアーチーのあの辛そうな顔が浮かんでしまった。
いいのか?アーチー。
というか、そもそもキャンディはアーチーのことを眼中にないんだろうし(をい)アンソニーに続き、テリィ、挙句の果てはアルバートさん・・と実質的にアーチーは失恋しっぱなしなのである。
それよりも、身近にいて自分のことをずうっと思ってくれている女の子を選んだほうがいい。
そう思うアーチーの心理もわからないわけではないが・・・。
なんか、まだアーチーの目は密かにキャンディを追っているようでね。
何となく切ないわけなのだ。

んで、もう1つ。
私(だけではないよね)の関心は、キャンディとアルバートさんの関係にある。
この往復書簡は、ラストシーンのその後の2人の手紙のやり取りで、何とも微笑ましい。
まあ、私の期待する展開にはもう少し時間がかかりそうでもあるけど・・・。

ただ、1つだけ萌えポイントがあったので紹介。

アルバートさんが、アードレー家の仕事をこなす中、やっぱり旅への思いを書いている。
その中で

『ぼくは、ぼくの家や先祖を、やっぱり愛している。アードレー家の人間として立派に役目を果たせるようになった時、僕はもっと自由になるだろうね。
そうしたら、また旅に出る。プッペを連れて。
そのとき、キャンディもついてくるかい?』

くらっ。
これはこれは、もしかしたら微妙に
プロポーズっぽくないっすか??

と思ったのは私だけか。

しかし、キャンディは無邪気にも

『もちろん、連れて行ってくださいね!(いやだと言っても、わたし、ついて行っちゃうから!)』

と軽くいなし、今自分がどれだけ幸せかを語っている。

ああ、キャンディらしいというか、なんというか。
アルバートさんもかたなしだ。

まあ、そういうところがキャンディの良さなんだろうなあ。
というわけで、久々に萌えを感じてしまったのだった。

個人的に、アルバートさんの手紙を読み上げるならば、ぜひ声優の平川大輔さんにお願いしたいと思うのであった・・・。
posted by うり at 22:45| Comment(13) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

桜小路くんと携帯電話〜「ガラスの仮面」42巻より〜

ガラスの仮面(第42巻)

義妹から借りてた「ガラスの仮面」最新刊42巻をやっと読むことができた。
「携帯電話が出てくるんですよ!しかも、舞ちゃんがメールしてくる
んですっ!!」
と驚くべきことを聞いていたので、そのシーンを楽しみに読み進めていたら、
出るわ出るわ、小道具としての携帯電話が。

というか、不思議とこの携帯電話を目に見えるところで操っているのは桜小路くんただ一人。(桜小路くんのイトコ(姫川母ソックリ)もだけど)
マヤなんかは持っているのかどうかも分からない。
いや、なんか持ってないような気がする。
持ってたら持ってたで、やたら水たまりに落としたり、携帯電話を陸橋の
上から落としそうになってギャーギャーわめき、麗に
「まったく、この子は・・・」
と言われたり、それを優しく見つめる桜小路くんがいたりで何かと
面倒くさそうだ。

そんなマヤとは対照的に、桜小路くんはいともスマートに携帯を使いこなす。
写メを撮ったり、その写メをご丁寧に待ち受けにしてみたりと、
まるでずうっと使ってましたよ、と言いたげだ。

しかし、しかしだよ。桜小路くん。
時代の流れとはいえ、やっぱり無理があるのよ。
だってあなた、41巻まではそんなもん持ってなかったじゃない。

それが、場面が変わるだけで携帯電話を急に使いこなすなんてあなた。
せめて、読者側にちょっとは伝わるように、
「へえ、これが携帯電話かあ」←舞ちゃんが持っている携帯電話を珍しそうに触る。
「そうよ、桜小路くん、知らないの?」
「そうか・・・今まで紅天女の稽古ばかりで夢中だったからなあ。へえ。
文字が送れるんだ。便利だね」
「やだあ、桜小路くんったら!そうだ、桜小路くんも携帯電話持ちましょうよ!そうしたら舞、メール送るから!」
「え、メール?メールってなんだい?」
「もう、やだあ、桜小路くんったら!」
ウフフフフ。
アハハハハ。

くらいの場面は欲しかったような気がするが。
ちなみに、舞ちゃんがいきなり使いこなすのはまあ、アリとする。
言ってみればザコキャラなんで、メインキャラがいきなり使いこなす
よりは気にならないからだ。

で、マヤもマヤで、当たり前のように写メにおとなしく収まるのではなく、
「わあ!桜小路くん、携帯電話持ってるの?」
「そうだよ、マヤちゃん。知らなかったのかい?これはね、こうやって・・」
「すごーい!文字が送れるのね!桜小路くん、すごいわ!」
「いや、僕がすごいんじゃなくって、携帯電話がすごいんだよ」
「あ、そうだった!いやあね、あたしったら!」
ウフフフフ。
アハハハハ。

とまあ、このくらいのリアクションは欲しいところである。
数年ベースでしか発刊されないんだから、時代のズレは仕方がないんだけど、なるべくそのズレをこうやって修正して欲しいんだなあ。
私としては。

それにしても皆さん、なんだか全体的に丸くなってしまわれた感じが。
私はやっぱり、ヘレンケラーの頃の真澄さまが一番好きだったなあ。
もうとっくに年を追い越してしまったわけですけども。何か?




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2006年06月01日

「邪光」 牧村泉

最近、本にアタリが多いなあ〜。
ああ、嬉しい。

この本も、ハードカバーで総ページ数370ページ程度(段組なし)で、
「間宮兄弟」くらいのボリュームなので一度読み始めたが最後、どんどん
読んでしまった。

この本は私の原点(笑)と言える、ホラーミステリー。
これもまた、少し前に読んだ「カリスマ」と同じで宗教絡みだったのが
何ともかんとも。

「あらすじ」
とあるマンションに夫と2人で静かに生活している真琴。そんな真琴の
隣の部屋に、事件を起こして今は服役中の新興宗教の教祖を母親に持つ
小学生の娘・黎子が叔父と共に引っ越してくる。
それをきっかけに、そのマンションの周辺では理解できない殺人事件が
次々と起こり、その現場には、いつも黎子の姿があることに気づいた
真琴は・・・?
第3回ホラーサスペンス大賞、特別賞受賞作!

このお話は主婦の真琴目線で書かれている。しかし、この真琴という女性、
どっちかと言うとウジウジ系なタイプで読んでいるとイラついてきた
んだけど、まあそれは置いておいて。
最後まで疑念を持ちながら、あれこれ考えて読むのはやっぱり面白い。
でも、イマイチ、殺人事件に関わるいきさつというか理由が少し
安易な気がしたなあ。
それと、せっかく登場した、何かと助けてくれそうな山下夫妻。
特に妻の千鶴にはもっとこの事件というか、真琴に絡んで欲しかった。
じゃないと、何のために出てきたのかわかんないし、
その割にはやけに存在感あったんで、残念だった。
ウジウジ真琴に対して読者が感じる苛立ちを代弁して励まして、喝を
入れてやって欲しかったし、期待したんだけどなー。残念。

まあ、そんなウジウジ真琴さんの最後の決断は潔かったか、やっぱり最後まで
ウジウジしていたかは判断が分かれるところだけどね。

この感想の中で一番頻度が高いのは「ウジウジ」という単語だな。きっと。


キャスト
主婦・真琴は、松嶋奈々子。
夫はまあ、誰でもいいや。この際(笑)
黎子は絶対に福田麻由子ちゃん。
山下千鶴も、絶対に吉田日出子。

イメージ的には2時間ドラマ辺りでまとまるんじゃないかと。

邪光

そうそう。とうとうTVガイド買っちゃったよー。
久々に2ショのキンキさんも嬉しいんだけど、それ以上に
光ちゃんがキラキラしておりまして、立ち読みすっか、と思って
手に取ったものの、そのままレジに行っちゃったよ(笑)
しかしまー。何だろうね、この人は。どんどんキレイになってないっすか?


posted by うり at 16:17| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月27日

「間宮兄弟」 江國香織 

義妹が図書館で予約したという話を聞いて、読み終わった後
速攻で回してもらうことができた。

多謝!

今まで、江國香織の本に興味を持ったことなどなく、またこれからも
きっと読むことはないだろーと思っていたのだが、ふと目にした
新聞の広告で、「これは絶対に読んでみたい」と思っていた本だ。

何よりも、映画のキャストでもある佐々木蔵之介さん、ドランクドラゴンの
塚っちゃんがとってもホンワカした雰囲気で立っている写真にも惹かれて
いたのだけども。

あらすじは、
都内のマンションで2人暮しをしている会社員の兄・明信(35歳)と
学校職員の弟・徹信(32歳)。彼らが間宮兄弟だ。
自分たちの決めたルールで自分たちが好きなように、マイペースに毎日を
過ごしている彼ら。
しかし、どう見てもやぼったく、女性からはモテないタイプで、これまで
女性関係でいい思い出が1つもないという共通点を持つのも彼らなのだ。
そんな彼らが一念発起して開いたカレー・パーティーから、
徹信の同僚・依子と、ビデオ屋の店員・直美姉妹との微妙な関係が幕を
開ける・・・。

ページ数もそれほどないので、2日もあればすぐに読めるかな?と
思ったが、最初は思いのほか話が進まず、少し放置してしまった。
しかし、半分ほど読んだ辺りでやめられなくなり、後は一気読み。
読後感は、思ったとおりなんだか心がほっこりするような感じなのだ。


恒例のキャストは、
間宮弟は塚っちゃんがあまりにもハマッていたので、彼はそのまんま。
間宮兄は佐々木さんもイイんだけど、なぜか私の中では時々アンガールズの
山根に変わっていたり。だけど、山根は若いんだよねえ?ちょっと違うか。
依子はなぜか西尾まりさん。(映画版は常盤貴子かも)
直美は思い当たらず。というか忘れた。
妹・夕美は若槻千夏チャン。
大垣はタニショーこと谷原章介さん。
大垣妻は若い頃の(!)夏川結衣さん。
兄弟の母は浮世離れした感じなので、岩本多代さん。
でした。


この本、ちょっと寂しいなとか、人恋しいなとか、そういや
家族に会ってないなとか、そういう気持ちの時にぜひオススメしたい。
何だか懐かしい香りのする間宮兄弟が、いつでも出迎えてくれるような
気がするから。

本当は続編を読んでみたい気もするけど、すぐに思い直した。
いや、ダメだ。
この本はこれで終わりだから、いいんだ、と。

彼らにとっては日常でも、それを忘れている人にとっては
もうとうの昔に忘れてきてしまったような。
そんな思いが、ココにある。

でもきっと、こんな兄弟、いるんだろうなあ・・・。


間宮兄弟
posted by うり at 13:19| Comment(4) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

「桜姫」 近藤史恵

今回の図書館での発掘は当たりだったなあ〜。
こんなことはめったにないんだけど。

と、思えるような本にまた出会ってしまった。

この本は、少し前に書いた「カリスマ」とはまた全然違う趣の本で、
少し文学作品っぽい空気が漂っている。
ページ数もそんなにないので、これは1日で読んでしまったんだけど。

あらすじは、
歌舞伎の世界が舞台で、歌舞伎役者の娘・笙子の前に突然現れた、
若手歌舞伎役者・銀京。
彼は、15年前に亡くなった笙子の兄・音也の死の真相を探ろうと
していた。
一方、歌舞伎の大部屋役者の小菊と、その友人の探偵・今泉が
別に起きた事件からこの笙子の兄の死の真相が明らかにされる、
と言ったところかな。

何と言っても、日本語の表現が柔らか。
一文一文は短いんだけど、時々ドキッとする表現なんかも
あって、思わず書き留めてしまいたくなったり。

このお話、シリーズものだったのかな?という感じがするくらい、
小菊と今泉の関係がとても興味深いものだったりするんだけど、
どうも違うみたいなんだよね。残念。

それと、登場人物が魅力的なんで、もっと書き込んでくれてもよかったのになあ。

とにかく、本当に久々に、手元に置いておきたい本のひとつになって
しまったのだった。

あ、そうそう。余談だけど、この作者さん、私がハマッている乙女ゲーの
「遙かなる時空の中で」の小説版も書いてる人だった!!
運命を感じるわあ。


さて、いつものキャストなんだけども。
このお話の花形・銀京。小柄で、美形で、でも笑うとソレが崩れて
しまうという設定から、即効でキンキの光ちゃんにさせてもらいました(笑)
笙子は、深津絵里がいいなあ。
小菊は、何だか下町口調なんで、ごくせんをイメージしてしまったので
仲間由紀恵。
今泉は、ちゃんとしてたらいい男なんだけど、どこか野暮ったいという
設定から「白い巨塔」の弁護士役ですっかり惚れ直してしまった、
上川隆也!
助手の山本くんは、最近CMで見かける男の子。名前は分からん。
以上。

まあ、ただね。
コレ、すっごい実写で観たいんだけど、光ちゃんが力まず、自然体で
演じてくれたらいいんだけどなあ〜。
彼のドラマはあまり観ていない私が言うのもなんだが、ちょっと肩に
力が入りすぎな感じがするんだよね。
ちょっと近藤マッチを思い出させるような(^_^;)
なので、お願い。自然に、自然にね。

さて。もう一回読もう。

桜姫
posted by うり at 21:57| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

「カリスマ」 新堂冬樹

いやー、面白かった!!
上下巻のゴッツイ本を一気に読んでしまった。

以前、ここにも書いたことがあるかもしれないが、椎名誠が
「本当に面白い本は最初の数ページを読ませるかどうか」みたいな
ことを言っていたんだけど、まさにその通り。

こんなぶっとい本どうすんべー、と思いながら図書館で借りたんだけど、
序章のわずか1,2ページで抜けられなくなってしまった。
それから後は、寝ても覚めてもって感じでこの本を持ち歩き(笑)
下巻に至っては3日間くらいで読破してしまった。

このお話は、タイトルから察することもできるんだけど、
一時世間を騒がせた某宗教団体がモデルになっているようで、
その教祖(メシア)の幼い頃から、そこに信者や信者予備軍など多くの登場人物が絡んできて、最後はちょっと驚きな結末を迎えるというもの。

もっとも、ちょっとツッコミどころはありまして。
例えば、メシアは例の宗教団体の教祖を思い出させる巨漢と
金欲、肉欲にまみれた生活を送っているわけなんだけども、
実際にあったその事件から「秘密を共有すれば必ず裏切られる」という
ことを十分に分かっているので、
自分が宗教者とは建前ばかりの生活を隠れて送っていることは
信者の誰も知らないという設定。

しかし、部屋に置かれた100インチもの液晶テレビやら、山を降りては
タクシーで夜な夜な出かけるという繁華街、その帰りに必ず大量の
高級食材を買って帰っているようなんだけども、共同生活をしている
信者たちに見つかったことがない、というのはいくら変装している
とはいえちょっとムリがあるのでは?と思うわけで。

しかも、場所は山の上。そんなとこで何度もタクシーを使ってたら、
イヤでも噂は立つだろうと。

しかし、小説では一切その辺りに触れていないのがちょっと残念。
ここまで書き込んでいるんだから、ムリムリにでも何か設定を
して欲しかったなと。

この小説は、6〜7割くらいの割合で、メシアのデタラメ、こじつけの
説法が書かれているのが特徴。
私は途中で面倒になって「調子いいこと書いてるんだろなー」
と思ってペラペラとめくっていたんだけど、これをまともに読んだら、
デタラメでもデタラメなりの論理がちゃんとまかり通ってて、思わず
洗脳されてしまいそうな雰囲気だ。

特に、メシアの壮絶な死に方をした実の母親にうり2つの女性、
麗子が騙されてその宗教団体の合宿に入った辺りからが特に
リアルだった。
以前、私がいた会社でも能力開発セミナーというヤツにバカ専務が
ハマッてしまい、社員の殆どが大阪まで研修に行かされた、という
のを間近で見ているので(私は得意のはぐらかし戦法で免れた(^_^;)
わずか数日でそういうモードに入ってしまう人間の脳の仕組みみたいな
ものが分かって、ちょっと興味深かったのだが。

さて、今回のキャストなんだけど、
メシアはもう、実際のあの人しか思い浮かびませんでした。はい。
その他、側近の氷室はクールな男前ってことでミッチー。
氷室が密かに想いを寄せている女性幹部・千夏は稲森いずみ。
メシアに求められることとなる麗子は、若村麻由美が適役かも。
麗子とは全く不釣合いの冴えない夫・城山は温水洋一。
城山が唯一慕う男は、故いかりや長介。

てことで、私の希望なら映像化は絶対ムリな設定なのであった。

あー、面白かった。
これだから本は、やめらんない。


カリスマ(上)



posted by うり at 10:09| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月14日

私の読書遍歴など。2

中学校時代。
この頃からコバルト文庫にハマる。
赤川次郎はもちろん、氷室冴子、正本ノンなど、青春小説ってヤツね。
特に氷室冴子の「アグネス白書」「クララ白書」は大好きだったっけ。
特に新井素子に受けた影響は大きく、文体をマネてた時期もありました。はい。

マンガは、小学校高学年から読み始めていた「生徒諸君!」や新たに「スケバン刑事」
「パタリロ!」「エイリアン通り」「ハイティーン・ブギ」などに夢中になる。
特に、男×男の世界を知ったのは、中2の時のクラスメートがそういうジャンルが好きだったため。
彼女からは青池保子を教わる。ありがとう、Tさん!!

と同時に忘れられないのが、少年ジャンプの存在。
友人の家で読んだ「Dr.スランプ」にショックを受けて、すぐに単行本を買い漁ることに。
とにかくその卓越したセンスとストーリーにヤラれたっけ。

雑食性は相変わらず。それは高校になっても同じで、誰もが敬遠したがる図書室に真っ先に
1人で通い、友人を作っていなかったことに気づき、これじゃアカンと路線変更に必死。
今だったら気にせず行動するけど、やっぱ思春期だったのね。ってことで。

この頃、6才年下の弟が少年ジャンプを買い始めたため、当然のごとく3人姉弟で回し読みを
する。
「キン肉マン」「北斗の拳」はもちろん、他の少年マンガにも手を出す。
「タッチ」「みゆき」「さすがの猿飛」「ウィングマン」「うる星やつら」などが一気に
増え、我が家は更にマンガ図書館と化すのであった。

この頃、衝撃を受けたのは江口寿史。「ストップ!ひばりくん」でのそのセンスに惚れ、
今でもとても大好きな作家さんなのだ。

少女マンガでも相変わらず来るものは拒まず。
特に「別マ」と呼ばれる「別冊マーガレット」は大好きで、これが私のバイブルとなる。
いくえみ綾はその頂点に立つ人で、この人の絵をマネて何度も何度も描いたっけなあ。
おかげでクラスで「絵がうまい人」ということになり、ラブラブなカップルの絵を
やたらと描かされた覚えが。
授業中には絵か小説しか描いておらず、ノートは1度も取ることがなかったというツワモノでも
あった。

この頃からすでにオタクチックだよな、実際。

と、つらつらと書いて気づいたが、この頃あまり小説を読んでいなかったような。
強いて言えばやはり氷室冴子の「なぎさボーイ」は大好きなお話だったが、後はあまり
覚えていない。


マンガに始まりマンガで終わる、そんな学生時代なのでありました。




posted by うり at 16:47| Comment(0) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月07日

私の読書遍歴など。

突然だが、ここで私の読書遍歴を。

私は幼い頃から書くことや読むことが大好きだったのだが、
これは別に親が読書好きだったわけではない。
だから、よく絵本の読み聞かせをして子供を読書好きに、
なんていう話を聞くが、私の経験からしてあまりアテにならないのだ。
母親からは、絵本の読み聞かせなんてしてもらった記憶は全くないからなー。

まず、とっかかりは小学1年生とかの雑誌だったかと思う。
もっとも、幼稚園の頃から図鑑を何度も眺めていたのは記憶に
あるから、本はその頃から既に好きだったんだろう。
それから私の雑食が始まる。

マンガは妹や友達と手分けして、「りぼん」(私はこっち派)「なかよし」
の雑誌を読み漁り、図書の時間では何故か絵本に没頭する。
多分、何冊もスイスイ読めてしまうのが快感だったに違いない。
忘れられない絵本は、
「おおきなおおきなおいも」(だっけ?)
「ぼくは王さま」シリーズ。
「だるまちゃん」シリーズ。
宮沢賢治「注文の多い料理店」にハマッたのは小学2年生の頃。
これでホラー・ミステリー好きの地盤ができてしまったのかも。

それから、ミステリーの王道「江戸川乱歩」「怪盗ルパン」に
ハマり、中でも「悪魔少年」はお気に入りであった・・・。

同時に、近所にあった貸し本屋(なつかすい)に日参し、
おこずかいでは買えないマンガを読み漁る。
ここでは、里中満智子や大和和紀をよく読んでいたような。

そして、小説では短編+どんでん返しにハマり、星新一は
全て読破したハズ。
その流れで、阿刀田高にも手を出す。コチラはちょっと
オトナな短編多し。

そして、少女マンガ雑誌「ちゃお」「ひとみ」も読み始める。
それと、叔父が持っていた少年系雑誌も。
「少年チャンピオン」「少年キング」「少年サンデー」が
主であった。
ここで、名作「ブラック・ジャック」に出会う。それと、
「エコエコアザラク」「まことちゃん」「うしろの百太郎」
「恐怖新聞」も(笑)

また、通っていた歯医者では何故かホラー・マンガが充実
していて、通っているうちに読みつくしてしまう。
「さがみゆき」「日野日出志」「黒田みのる」他。

ここまで、全部小学生時代の話なんだが・・・。
どんなガキだったのか、私。



ちなみに、夏休みの間にすっかりNARUTOにハマッてしまったので、
キーワードにプラスしてみた。
今までのネオロマ一色から、携帯&PCの壁紙ともNARUTOに様変わりだ。
着メロはキャラの着ボイスということで、ハマればとことん、という
私の特徴がよく分かるというもんだ。
お気に入りキャラはカカシ。原作よりもアニメのカッコ良さに
ホレたのだった。
ああ、うずまき忍伝(ps2)欲しい。

posted by うり at 08:04| Comment(5) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月30日

「悪魔の花嫁」大人買い!

ブックオフにて。
息子の大好きなマンガ「NARUTO」(私も好きだが)を買いに出かけたら、なんとあの、
「悪魔(デイモス)の花嫁」1〜13巻がなんと700円で売られているではないか。
これが全巻(と言うか未完なんだけど)ではないのだが、とりあえずゲット。息子は約束どおり1冊のみ購入。ふはは。当たり前なのだ。悔しかったら早く大人になりたまへ。

この作品はすごく思い入れのある作品だ。何がきっかけだったかはもう覚えていないが、とにかくこの本と最初に出合ったのは小学生の頃。
それからすっかり話に魅せられてずっと買っていた本だ。

悪魔の花嫁なんて仰々しいタイトルがついているもんだから、怖がりの人は大抵ビビッてしまうのだが、これは別にそんなに恐ろしい本ではない。
まあ、言ってみれば話だけは楳図かずおの恐怖マンガみたいなもんだ。
本当に恐ろしいのは人間なのだよ、ということを美しい絵柄で教えてくれるというもの。

さて、実に10年以上ぶりにこの本を読み返してみたが、子供の頃に数え切れないほど読んでいるため、それほど新鮮味はない。
ただ、今だからこその感想が生まれてくるのだ。

まず、このお話、連載当初はコンセプトもストーリーもあまり詰めて考えられていなかったのでは?と思われてならない。
と言うのが、初期のお話はちょっとまとまりがなく、ただ単に主人公・美奈子を含め読者を無意味に怖がらそうとしているみたいでそれが空回りしている感じなのだ。
これがノッてくるのは3巻辺りから。
この頃になると、カラー表紙も増え、人気が上がってきたことがよく分かる。

そして、兄妹で愛し合ってしまったため、王の怒りに触れて悪魔となってしまったデイモス。彼は現世で妹(ヴィーナス)にそっくりの美奈子を自分の世界へと連れて行かなきゃならん使命があるはずなのに、この腰抜け可愛さがちょっと笑えてくるほどだ。

彼は、美奈子に人間の愚かさを教え、現世に愛想をつかせて自分の元に連れて帰ろうとしているもんだから、その目的の果たし方が非常にのん気さんである。
しかも、この美奈子。ルックスの割になかなか強情で気が強い。これでは悪魔もかたなしなのである。

オマケに、デイモスがたびたび美奈子の前に姿を現すのだが、その辺の人間に紛れて登場するため大抵はコスプレをしているという念の入れようだ。
学園祭で、美奈子のパートナーになるという約束が見事に果たされる(はずだった)話のラストシーンでは、その思惑が外れチケットを破いているのだが見事なドレスアップぶりで、
「そんなにデイモス、学園祭に行きたかったんか〜」と同情さえ寄せてしまうほどだ。

ただ、惜しいのはデイモスが美奈子に惹かれるのが急すぎてイマイチ感情移入しにくいところ。
これについては「いつの間にアンタそんなに美奈子に惚れたん?」と納得しがたい点でもある。

と、これについて語りだすとキリがないのでやめておくが、子供の頃に何度も読んだため私に与えた影響も大きい。
息子の話に戻るが、そんなこともあり、私は子供にいきなり全巻を買うような大人買いはしたくないのだ。

1冊ずつ買い、それを繰り返し読むことで流し読みをするのとは違って必ず何かを得るはずだ。
私は本に育てられたようなものなので、余計にそう思うのかもしれないけど。

大人買い、する?


イメージアルバムらしいです。興味あるなー。
しかし、なぜに伊藤かずえ?


[DISK1] 1.リーインカーネーション(デイモス) 2.BLACK FRIDAY(川島和子) 3.魔王のプレリュード 4.悪魔の花嫁(伊藤かずえ) 5.久遠の愛(伊藤かずえ) 6.目隠し鬼(伊藤かずえ) 7.誘惑のダイス
8.哀しみの白い蝶(伊藤かずえ) 9.ドラマはまだ終わらない 10.暗闇からのラブソング(デイモス)

アニメ・ジャンル発の廉価シリーズ“ANIMEX1200”。出版社系のライト・ノベルズやコミックの世界観をサウンドで表現したイメージ・アルバムが、完全デジタルマスタリングの高音質で甦る。初回リリース時のジャケットデザインも嬉しい。

この著者とは仲良くなれそう^^



とか何とか言ってると最終章発見!
表紙、美しいです〜





posted by うり at 14:54| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月02日

「4日間の奇蹟」を読む。    2005/06/18 21:40

実はこの本、ずい分前に『このミス(このミステリーがすごい!)で話題!』とかいう帯の文字に引かれて買っていたのだが、机の上に置きっぱなしになっていたのだ。

そうすると、いつの間にか映画化されているしで『読まなきゃ〜』と思っていたところ、前回書いた病院に行くことになり、待ち時間用にここぞとばかりに持ち込んだ本がこの本だったのだ。



もっとも、「このミス」での評価と私の好みはあまりかち合っていないので、それほど期待してもいなかったのだが・・・。



何度も書いたが、私は小説を読むときにキャストを想定するのが好きなのだが、今回はあらかじめ映画のキャストがあるので主人公を吉岡秀隆(事故で指先を失った孤高のピアニストなんてぴったりじゃーないか!)に石田ゆり子(療養センターで働く女性)ということでこれまた雰囲気にピッタリで文句なし。

どうしてもDr.コトーを思い出してしまうが、これはまあ、ご愛嬌ってことで。



さて。まず、描写が美しい。

物語が面白いか面白くないかは最初の数ページで決まってしまうが、これはもう引き込まれてしまった。まずは第一段階クリア。

とにかく、主人公の元ピアニストと、彼の家族が引き取った精神障害のある女の子との

関係やエピソードだけでも十分面白い。

しかし、病院の待合室ではいよいよ物語の核心部分、奇蹟の始まる前までしか読めなかったが、もう奇蹟なんかいらないよ、と私的には思ってみたり。



そして今日、珍しくヒマな私はソファでうたた寝をした後、やることがないんで読みかけのこの本を取って続きを読んだのだ。



で、後半の感想。

うーん。

やっぱ、奇蹟はいらないなーと思う私は不謹慎ですか。

要らないは言いすぎだとしても、4日間は長すぎではないか?

そうだなー。せめて2日か2日半にしてもらえたら嬉しかったかも。

途中かったるくなってかなり飛ばしてしまったし。



なんか、やたら「泣ける」と聞いたら泣かない私が余計に身構えるってもんなんだけど、

どこで泣くんだろーなー。と思いながら読んでしまったのだ。

(肝心なところを飛ばし読みした可能性もあるけど)



まあ、奇蹟自体が「ま〜さ〜か〜(ネタバレのため反転)

『転校生』パターンじゃないだろうなあ?」と思ってしまったので、その時点でインパクトもなかったし。



だけど、ラストも好きだし、何より描写が繊細だ。

映画なら2時間ほどだし、うまくまとめていそうなのでそっちの方がいいかも。


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2005年06月27日

キャンディ・キャンディのその後 2004/09/11 01:02

ここのところ、仕事の合間をぬってひたすらHPのリニューアル作業ばかりやっている。

開設当初のコメントがそのまま残っているものも多く、今読み返すと本当にこっぱずかしい。

皆に共感を持ってもらいたいという思いが強すぎて、ものすごく無難なコメントばかりだ。

つまらん。



というわけで殆ど書き直し。

今の私は皆に共感を持ってもらいたいなんて無謀なことは考えてもいないので、コメントも全く違うものとなった。これでいいのだ。



さて、本題。



キャンディ・キャンディと言えば、少女マンガの王道。言わずと知れた名作だ。

原作者と作画者との間で何やらモメているようだが、とりあえずそれはおいておいて。

もちろん私も、この作品を小学生の時にハマッて読んだのでHPにも自分のコメントなどを書いていた。

今回、そのリニューアルをするためにいろいろと調べたのだが、この作品の小説版が復刊されていることをそれで初めて知ったのだ。

どうやら、3巻からなり、うち2巻はマンガの小説版。うち1巻はキャンディ・キャンディの後日談とのこと。



後日談!

しかも、書いたのは原作者である水木杏子さん!

公式だあ。

創作ならば、いくらでも妄想して書くことができる。しかし、原作者が書く後日談って教科書みたいなもんじゃない?

読みたい!



と、実物を手にする前に妄想することにした。

キャンディ・キャンディのその後。

ファンの多くは悲しい別れをしたテリィと結ばれてほしいと思っている人が多いようだが、私は違う。

テリィは私も好きだったが、なんか幸せな生活が送れる感じがしないんだよねえ。

なんかこう、退廃的な感じだし。キャンディが苦労しそうなのが目に見えている。

私としてはやはりアルバートさんだ。(ついアルバイトさんと言い間違えそうになる。やばい)

今までは何となく兄妹愛っぽかったが、これが恋愛に発展してくれたら非常にうれしい。

もちろん、金持ちっつーのも理由の一つ。だけどそれだけじゃない。

何かしら人の世話と心配ばかりしているキャンディには、あんな風に穏やかに包んであげられそうな人がそばにいてあげて欲しいんだなあ。私は。

アルバートさんだったらなあ。うっとり。



と、妄想してみました。



最後に、この小説についての不安要素を1つ。

小学校5〜6年対象らしく、字も大きくしかもふりがなまでふってあるらしい・・・。



これがちょっと、二の足を踏む理由の一つ。

それと値段もね、ちょっと高いんだな。復刊だから仕方がないのかも知れないけども。
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東野圭吾「手紙」  2004/09/08 23:42

・・・の秋というわけでもないが、久々に本を読んでいる。

図書館から借りたままの、東野圭吾「手紙」だ。

さすがにこの作家さんの作品は読みやすく、娘の硬筆教室の間の1時間で3分の2まで読んでしまった。



面白い。



謎解きミステリーかな、と思いながら借りたが、ミステリーというよりはヒューマンドラマだ。

このまま2時間ドラマでやってもいいかも。



しかし、困ったことが一つ。



私は小説を読みながら登場人物を実際の俳優さんに当てはめて想像しながら読むクセがあるのだが、昼ドラ「虹のかなた」に出ている仮面ライダー龍騎の「ナイト」役だった松田悟志。

今回はこの人の出番が多かったせいか、重要キャラの兄役も弟役もこの人の顔が浮かんできてちょっと困った。



この人、確かにカッコいいんだけど、私にはずうっと森進一の顔マネをやっているように見えてしまうんだなあ。


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